リサイクルの取り組み

容器(パッケージ)があるからこそ、私たちはお客様のもとへ高品質なナチュラルミネラルウォーターをお届けすることができます。 しかし、そのことによって環境を犠牲にするということがあってはなりません。 結局のところ、私たちが提供している水も、環境が健全であってこその自然の恵みだからです。

循環型モデルの採用

一般的なボトリングシステムは、新しい原料を使用してパッケージを作り、製品が消費された後に容器を廃棄して
新たなゴミになるという、直線的なモデルです。このモデルは持続可能ではありません。

エビアンには、地球とそこに住む人々の健康を守り、育むという使命があり、容器を持続可能でより循環性の高いものに移行させていくという役割があります。 つまり、必要のない容器を排除し、可能な限り容器を改良することで、リサイクルや安全な再利用を可能にし、
循環型経済の一部として廃棄物や汚染にならないようにします。 2018年1月、私たちは循環型ブランドを目指し、2025年までに使用するすべてのペットボトル*を100%リサイクルペットボトル(rPET)にすることを宣言しました。
*ラベルとキャップを除く

循環するための基礎的要素

リニアエコノミー(直線型経済)

リニアエコノミーと呼ばれる直線型経済では、真新しい原材料から商品が製造され、たった一度使用された後は、埋立廃棄物として捨てられてしまいます。エビアンでは、この直線型経済からの卒業、そして新しいアプローチへの移行を推奨しています。

リユースエコノミー (リユース経済)

リユースエコノミーでは、リサイクルやリユースからうまれた原材料からパッケージを作り、使用後は、埋立廃棄物として処理されます。エビアンでは、もっとリサイクルコンテンツを増やすべく、模索している最中です。

サーキュラーエコノミー(循環型経済)

サーキュラーエコノミーと呼ばれる循環型の経済では、一度原材料から作られたパッケージは、何度も繰り返しリサイクルされ、再利用し続けることができます。エビアンは、このサイクルを目標としており、2025年までにすべてのペットボトル製品を、リサイクルペットボトルから作ると誓います。

パッケージ

1992年にペットボトルと呼ばれる、ポリエチレンテレフタレート製のボトルが導入されて以来、プラスチック製ボトルのリサイクルが可能になりました。現在、25%~50%のエビアンボトルが、このリサイクルプラスチックから作られていますが、2025年までに、すべてのボトル*を再生可能な素材に変えていくことが私たちの目標です。
*ラベルとキャップを除く

この大きなミッションは、ループインダストリーズのようなテクノロジー企業の力を借りることによって、成し遂げられると信じています。ループインダストリーズは、テクノロジー産業においてのパイオニアと呼ばれ、大規模なプラスチックボトルのリサイクルを可能にし、プラスチックごみを高品質なリサイクルボトルへ変化させる技術を進歩させてきました。

おわかりいただけますように、この提携は、新たな共有価値を生み出しているのです。それに伴い、我々は、持続可能目標と希望を一致させるための軌道に乗り始めています。詳細はここをクリックしてください。

Photo credit: Hervé Schmelzle

自然界からのプラスチックボトルごみの削減

エビアンは地球環境を保護するために、私たちの製品に使われるプラスチックごみだけではなく、その他のプラスチック廃棄物に関してのアクションも探しています。そのため、2018年から2019年にかけて、オランダの非営利活動法人The Ocean Cleanupが行う、海上プラスチック廃棄物清掃プロジェクトに参加しました。

また2018年、私たちは、親会社であるダノンと、姉妹ブランドであるアクアと一緒に、インドネシアで開催された、廃棄物分析プロジェクトにも参加しています。このプロジェクトは、 The Interceptorという最新テクノロジーで、川で遮断され、海へ流出してしまうプラスチックごみをストップするために作られました。The Interceptorは、100%太陽光やその他の自然電力を用い、世界中の1,000もの河川から、1日最大5万kgものプラスチック廃棄物を抽出することを目的としています。しかし、その集められた廃棄物はどうなるのでしょうか?私たちは、廃棄物が川に流出してしまう、そもそもの原因やそれによる課題をより深く理解するために、集めた破片の分析や分類を可能にしました。

地域コミュニティと共に

エビアンは、日々最善を尽くしてしますが、この目標は我々だけでは、決して達成することができません。私たちは、自治体やリサイクル産業、それから世界中の消費者の方々と共に、プラスチック廃棄物のリサイクル率を上げる活動に、日々取り組んでいます。例えば、大規模リサイクルインフラ開発のため、アメリカのThe Closed Loop基金に、500万ドルを投資しました。また、リサイクルを軸とした循環型経済へと、世界中の人々の巻き込むための、新たな方法を、日々模索しています。私たちが一丸となって、リサイクルに取り組めば取り組むほど、100%リサイクルボトル生産というビジョンの実現に近づくことができるのです。

Photo credit: Geraldine Aresteanu
Photo credit: Hervé Schmelzle

未来のパッケージ

自然に恩恵をもたらす容器の改良において、もう十分だということは絶対にありません。 私たちは、容器の再考を常に行っていますが、この技術革新が、人々にとって扱いやすく、実用的でなければ意味がありません。 だからこそ私たちは、未来のために、先進的でありながらも実用的なデザインを生み出しているのです。 エビアンのグローバルでの容器についてはこちら

これまでの主な成果

グローバル全体の取り組み*

私たちのこれから

  • 2008

    フランスでナチュラルミネラルウォーターとしては初めて リサイクルPET(rPET)を導入。

  • 2019

    SOMAとコラボし、エビアンとして
    初めてリユーザブルボトルを発売。
    1.5Lボトルにて50%リサイクルPET(rPET)を発売。

  • 2020

    ヴァージル・アブローとコラボし、リミテッドエディション“Activate Moment” を発売。
    日本では、すべてのボトルにて10%リサイクルPET(rPET)を使用。

  • 2021

    日本でラベルレスボトルの発売。
    (ECサイトにて販売)

  • *記載されているグローバル全体での取り組みには日本で発売を行っていない製品もございます。

2025

すべてのペットボトル*に100%リサイクル PET(rPET)を使用し循環型ブランドに なることを目的としています。
*ラベルとキャップを除く

ペットボトル廃棄物の削減

ペットボトル廃棄物の
削減を目指す

リサイクル活動の加速

リサイクル活動の加速

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